ブログ

雪女の幻想

三月だというのに雪が降りました。なかなか幻想的な景色が広がったのですが、ふと雪女を思い出しました。

昔 テレビアニメで「日本昔話」という番組があったのですが、オープニングの「坊やよい子だねんねしな いまも昔も かわりなく~」のメロディがすぐ思い浮かぶ人も多いのではと思います。

エピソードの一つに「雪女」というのがありました。なかなか謎めいていて怖さもさることながら、哀しさも哀れさもあった話だと記憶しています。
「雪女」は、ラフカディオ・ハーンによって広く世に知らされたのかもしれませんが、「雪女」の舞台は西多摩郡が舞台だと言われることもあります。

青梅市内の多摩川に架かる橋のたもとには、ラフカディオ・ハーンの碑があります。現在はあまり山深い場所ではないですが、山に行く人も山から戻る人も行きあえそうな場所です。
通りを行きかう人で足を止める人は少ないですが、小泉八雲は島根にゆかりがあると思いながらも、身近にゆかりの場所があることに感慨深いものがあります。


さて、3月19日に積もった雪は、あっという間に消えてしまいました。雪女のように幻想的に消えていきました。